電気工事士とはどんな仕事?第二種・第一種電気工事士は転職・就職に有利?2023/09/06
社会に不可欠な業務を担っているため、転職・就職市場でもニーズの高い職業です。
電気工事士の主な仕事内容って?具体的に紹介
(1)建設電気工事
主な仕事内容として、下記のようなものがあります。
・外線配線工事
電柱から各建物に電気が流れるようにする
・屋内配線工事
建物内に電源やケーブルを取りつけ電気製品を使えるようにする
・冷暖房設備工事
エアコンをはじめとする冷暖房設備を使えるようにする
・ビル管理
電気設備・水道・空調・などビル全体のメンテナンスを行う
(2)鉄道電気工事
第二種・第一種電気工事士ってどんな資格?取得するとできる業務
国家資格には、「第二種電気工事士」と「第一種電気工事士」があり、それぞれ対応できる業務範囲が異なります。
年齢・学歴・実務経験などに関わらず誰でも受験できますが、難易度の低い第二種電気工事士を取ってから、第一種電気工事士を受験する流れが一般的です。
(1)第二種電気工事士
第二種電気工事士は、設備の設置や工事が予定通りに行われているかのチェックなど、小規模な設備であればひと通り安全に作業ができるスキルを持っています。
試験では、電気工事の正しい作業手順・工具・感電事故の予防法・火災事故への対応などの、電気工事をするうえで必要な知識が問われます。
電気工事のプロフェッショナルとしての第一歩ともいえる資格です。
(2)第一種電気工事士
第二種電気工事士との大きな違いは、より大きな電力の設備を取り扱えるようになることです。電線をつなげたり、配電盤壁や柱に設置したりできるようになり、仕事の幅が大きく広がります。
合格には、第二種電気工事士よりも深い知識・理解が求められます。
その分、現場でのニーズが高く、勤務先で給与アップや資格手当の支給などが受けられる可能性が高いでしょう。
電気工事士は将来性バツグン!年齢を問わずに活躍できる
(1)将来性がある
さらに、太陽光発電をはじめとする省エネ設備や電気自動車に充電する設備など、新たな需要も生まれています。
また、少子高齢化により現役世代が減ると、電気工事士が不足し、さらにニーズが高まるかもしれません。
(2)年齢を問わず活躍できる
また、年齢を重ねて力仕事が難しくなっても、屋内配線など活躍の場は充分あります。例えば、ビル管理の現場では、多くの60歳以上の電気工事士が活躍しています。
年齢や希望する働き方に合わせて柔軟にキャリアチェンジできるので、長く現役を続けられる職業です。
(3)転職・就職で高評価を得られる
資格と実務経験があれば、年齢や学歴を問わず高く評価され、スムーズに転職できる可能性が高いでしょう。
(4)独立開業できる
会社によっては社員の独立をサポートする制度もあるので、将来的に独立したい場合は、そういった会社を選ぶのも方法のひとつです。
第二種・第一種電気工事士は転職・就職・独立に有利なおすすめ資格
電気工事士のニーズは非常に高く、将来性があります。年齢を問わず働け、転職・就職に有利なだけではなく、独立開業もしやすい資格です。
また、会社によっては資格取得支援制度やキャリアアップ研修、独立をサポートする制度などが充実しており、頑張り次第でステップアップしやすいのも魅力です。
「資格を取ってキャリアチェンジしたい」「手に職をつけたい」という方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。


